Department of Nephrology and Rheumatology, Gunma University Graduate School of Medicine

臨床研修

メッセージ

メッセージ

医会長より

病院講師

池内 秀和

えらそうに指導医などといっていますが、もとはといえばただの人間です。立派な紙で出来た免許証はいただきましたが、一人で何もできるはずもなく、ビクビクしながら最初の患者さんを診察したのがつい昨日のことのようです。怒られ、褒められ、怒鳴られ、励まされ、いつの間にか指導する立場に立っています。

指導していただける方々には大変恵まれました。医師として、人として、どう患者さんと向き合い、どう治療していくのか。何をしなくてはいけないのか、してはいけないのか。時には人生の先輩として、または気のおけない仲間として、数えきれない言葉・助けをもらいました。指導医という言葉を聞いて、脳裏に浮かぶのはそういった方々の姿です。

自分が彼らと肩を並べられるような存在になったかどうかは疑問ですが、少なくとも何分の一かは自分を通じて受け継いでいってもらいたい。日々楽しく、面白く、時には苦悩しながらも、成長してもらいたい。医学はそうして発展してきた学問であり、そこに自らが関わる醍醐味を味わっていただきたい。

そうしたことを少なくとも自分のところに来た方々に体験してもらうことが、指導医としての自分の使命と考えています。もっと多くの研修医の方々に当科を選択してもらえばと思います。

若手医師よりメッセージ

腎臓・リウマチ内科

佐藤 広宣

腎臓・リウマチ内科は腎疾患とリウマチ・膠原病疾患の二つの領域を軸に診療しています。具体的には関節リウマチや全身性エリテマトーデス、血管炎、慢性腎臓病や急性腎障害・ネフローゼ症候群などの疾患が対象になります。ステロイドや免疫抑制剤等を用いた治療を主に行なっております。

腎臓・リウマチ領域に関する専門知識だけではなく、循環動態、IN/OUTバランス、電解質・酸塩基平衡の管理、感染症に対する治療など全身管理を求められます。全身を診ることができる医師が必要とされる現在、専門〜プライマリまで学べるという意味では内科志望の方には適した診療科だと思います。

群馬大学の研修プログラムでは幅広い専門疾患を網羅的に主担当医として経験することができ、自信に繋がりました。

病歴聴取や身体診察、検査所見などから診断に至るプロセスは内科学として非常に面白くやりがいがあります。そして診断後も治療まで当科で完結することが多いです。患者さんが「普段の生活に戻る」ことができるように、「仕事に復帰」できるように一生懸命に対応させて頂きます。入院で担当していた患者さんが退院して日常生活に戻り、元気な姿で外来を受診してくれる時ほど喜ばしいことはありません。

また、上級医の指導体制もしっかりしており、勉強する時間も十分にあります。加えて、オンオフがはっきりしており仕事以外のプライベートも充実させることができます。

少しでも興味のある方は当科でぜひ研修してください。一緒に働ける日を楽しみにしています。

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